外構工事
生活に密着した利便性
外構工事とは、家の外側の工事のこと。塀やフェンス、門扉・門柱、アプローチ、駐車場・カーポート、駐車場、庭・植栽、ウッドデッキの設置工事など、建物本体以外の工事のことで、エクステリア工事と呼ばれることもあります。また外構工事は家の顔を整える工事であり、工事により家の価値が上がります。
・駐車場の土間コンクリート
駐車場で多いコンクリート舗装の種類の一つに「土間コンクリート」があります。本来、土間は「屋内で床板などを張らずに地盤面のままにしてある部分」を指して言います。昔の玄関を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。その地盤面をコンクリートで平坦に仕上げたのが土間コンクリートです。
特に凹凸などもなく、白または薄いグレーに仕上がっているのがほとんどです。駐車場やガソリンスタンドなどは、この土間コンクリートで仕上げられていることが多いので、見ればわかる方も多いことでしょう。
似た舗装でアスファルトもありますが、土間コンクリートとアスファルトの違いを挙げると「柔軟性」「耐久性」などがあります。土間コンクリートは車の重量にも耐えられるほど固く、耐久性があるため補修の頻度も少なくて済みます。
また、真夏の直射日光による表面温度の上昇も、アスファルトと比べて大きく軽減されます。このほか、土間コンクリートは固い素材が地面をしっかり覆ってくれるため、雑草対策という効果も期待できます。
・ブロック工事
ご自宅の周りにブロック塀を取り付けたいと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。ブロック塀を設置することによって、家族のプライバシーをしっかりと守ることができますし、防犯上の効果も高いと言われています。
ブロック塀のメリット
ある程度の高さのブロック塀を設置すれば、簡単によじ登ることができなくなります。フェンスの場合は網目に手足をかけて登ろうと思えば登れますが、そういった隙間のないブロック塀を作ることによって防犯効果が高くなります。
実際に、ブロック塀があるのとないのとでは犯罪者や不審者の侵入率が大きく変わってきますので、建物自体の防犯性が低いというご家庭であったとしても、ブロック塀を設置するだけで空き巣などの被害を防ぐことができます。
建物と公道との間に視界を遮るものが何一つない場合は、気軽に洗濯物を干すこともできませんし、窓やカーテンを開けっぱなしにして生活をするということが難しくなります。ブロック塀を設置することによって、外部からの視界などを完全にシャットアウトすることができますので、極端な話をすれば庭で全裸で過ごしたりすることも可能になります。
・フェンス工事
外構フェンスには、家の周囲を囲ったり境界線を明確にするためのフェンスと、近隣からの視線を遮る目隠しのためのフェンスがあります。
・階段・スロープ
外構に設置された階段やスロープは、普段の生活で感じる何げない不便さを解消してくれる、頼もしい設備です。
家を建てる時は予算が足りずに諦めた階段やスロープも、外構リフォームで後付けする事が可能です。
既に階段があっても段差が急で足元が危険な場合は、スロープによって段差解消が可能です。